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内視鏡下での胃固定手術

こんにちは、受付の髙橋です。

 

 月に一度来ていただいている内視鏡外科の朴先生。2日間で内視鏡下での手術・トレーニングを行なっていただきました。

 

 今回ご紹介するのは、ラブラドールレトリーバーのももちゃん。

 不妊手術と合わせて胃固定の手術を行なっていただきました。

 大型犬の子が急になりやすい胃拡張胃捻転。持病の有無や、年齢に関係なく、突発的に起こりますが、原因はあまりはっきりしていません。

お腹の中で、胃が回転してねじれる(捻転)のですが、その際、別の臓器や血管を巻き込んでしまうことで血流が滞り、緊急の対応が必要になる病気です。

 

 

 予防の方法として、胃をお腹の一部に固定する「胃固定」という手段があります。

 

「開腹手術」で予防のために胃固定をするとなると、開腹で切る部分が多くなり、直接臓器に触れたりするため、ワンちゃんの負担も大きいのですが、「腹腔鏡手術」で行うことで傷口も小さく、回復も早いと言われています。

 

 開腹での手術になると、胃などの臓器で固定する背中側を目視することはできないのですが、カメラを使用することで、体のどの部分に固定するのかをしっかりと見ることができます。

 

 

 今回、ももちゃんは不妊手術と合わせて行ったため、麻酔をする回数も一度で済ませることができました。

若齢のうちに手術を行うことで、しっかりと胃が固定でき、捻れる心配はなくなります。

 

人なつっこく、明るいももちゃんが、これからも元気いっぱいに過ごせますように。

 

これから大型犬を迎え入れる方や、不妊手術をご検討されている方は、是非先生に相談してみてくださいね。

 

 

追記

大型犬でリスクのあると言われているワンちゃんの種類を参考までに載せさせていただきます。

秋田犬
バーニーズ・マウンテン・ドッグ
ボクサー
コリー
ドーベルマン・ピンシャー
ジャーマン・シェパード・ドッグ
ゴードンセッター
グレートデーン
グレートピレニーズ
グレイハウンド
コモンドール
プロットハウンド
セントバーナード
シロ・シェパード
スタンダードプードル
ワイマラナー

※米国獣医師のオンラインネットワークより一部抜粋

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