お知らせ・ブログ
命です…
今朝、クリニックの外ベンチの段ボールから「にゃーにゃー」の声…。
開けてみると子猫ちゃんが3匹。
暑かったのでしょう、少し口呼吸でした。あわてて涼しい部屋に連れて行き、ミルクの準備をしました。
幸いなことに、みんな活発に動いており、命に別状はなさそうですが、、、、
「なんで〜?」と朝から悲しい気持ちになってしまいました。
おうちの子が産んだのか、住み着いた野良猫ちゃんが産んだのか、はたまた、拾った子をクリニックに連れてきてくださったのか。
ご事情はいろいろあると思うのです。いろいろあるからこそ、クリニックまでは連れてきてくださったのだと思います。
その点は感謝します。
ただ、ただ、一言いただきたかったです。善意の保護であったならば尚更です。
スタッフが発見したのは朝の9:00すぎでした。もうかなり気温が上がっている時間です。
段ボールの箱は閉まっていました。熱中症で命を落としたかもしれません。
そして、何よりもこの行為は犯罪です。
「動物の愛護及び管理に関する法律」に「愛護動物を遺棄した者は、五十万円以下の罰金に処する」とあります。
動物病院の前だから大丈夫というわけではありません。
今日保護したネコちゃんたちのことは、警察へも届出をさせていただきました。
クリニックでは里親さん探しに相談をのれる窓口があります。
例えば、「事故にあったネコちゃんを保護した」「近所の野良猫ちゃんが子どもをつれてくる」「一人で鳴いている子猫を保護したが、どうしたらいいかわからない」と今までにもたくさんの相談をいただいています。
費用やお世話をどこまでしてもらえるのか?杓子定規の判断はしません。
ネコちゃんや、ワンちゃんにとってどうすることが一番いいのか、その都度みんなで考えています。
どうか心当たりがある方は、ご連絡が欲しいです。
よろしくお願いします。