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フィラリア予防 Q&A
少しずつ気温も上がり、もうすぐ5月ですね。
ワンちゃんの飼い主の皆様、5月からフィラリア予防が始まります。
フィラリアは蚊が運んでくる糸状の寄生虫で、成長し大人の虫になると心臓に寄生することで愛犬の命が危険に陥ります。
そんな怖い寄生虫ですが、感染時期と予防薬の効果から、5月から12月までの決められた期間に投薬を行うことで確実に防ぐことができますので、ワンちゃんの飼い主の皆さんには命を守るために是非とも投薬をおすすめしております。
フィラリア予防について、よくいただくご質問をリストアップしてみました。
Q 検査なしでもお薬はもらえますか?
A 検査をおすすめしています。
フィラリアに感染していると、投薬時にショック症状を起こす危険性があります。
投薬していても体調によってはうまく薬が吸収されていないことや、飲んだと思っていたのに口から出したことに気づかないこともあります。
毎年、必ず検査をお願いしています。
Q 最近迎え入れた子犬でも、フィラリア検査は必要ですか?
A 6ヶ月未満の子犬の検査は不要です。
子犬ちゃんは体重の変動が大きい子もいますので、1ヶ月ごとに体重を確認しながらお薬をご用意させていただきます。
Q 蚊が多い8月ぐらいまで飲ませたのではだめですか?
A 12月まで投薬してください。
愛媛県内では11月ごろまで蚊がいます。
せっかく8月まで予防しても、その後感染しては成虫になるのを防ぐことができません。
11月に蚊に刺され体内にフィラリアが入っても、12月まで投薬することではじめて完全な予防ができます。
Q まとめて薬を持って帰ることはできますか?
A できます。
5月から12月までの8ヶ月分お出しできます。
成長期で体重の変動が大きい子もいますので、1ヶ月ごとに体重を確認しながらお薬を用意させていただきます。
Q 投薬日にお薬を飲ませ忘れた/1ヶ月飲ませるのを忘れていた。どうすればいい?
A 気づかれた時点で飲ませていただいて構いません。
毎年の検査で感染しているかどうかは確認ができます。
ワクチン接種や・他の駆虫薬(ノミ、ダニ、消化管の寄生虫など)を使用する場合は、3日あけてから投薬してください。
お薬を飲ませることを忘れてしまう方は、クリニックのLINEから、「投薬時期のお知らせ」を送らせていただいています。
(クリニックのLINEアカウントはこちら→「@dqc4408e」)
その他、フィラリア予防についてご質問がありましたら、お電話にてお問い合わせください。
日によっては待合室が混み合うことも予想されますので、お車でお待ちいただきますようご協力をお願いいたします。
車内温度はどんどん高くなっていますので、熱中症には気をつけて、エアコンなどをかけてお待ちください。