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マダニにご注意!

暖かくなってきました。

 

草も青々とし、桜も見頃ですね。

今年はいつもより開花が遅いような気がしています。

 

暖かくなると活動的になるのは、人や犬、猫だけでなく、虫さんたちも同じ。

 

フィラリア症は蚊が媒介するため、蚊の活動期(5月〜12月)に予防をしていただいています。しかし、ノミやダニは季節を問わず、様々な場所に潜んでいます。

外にお散歩に出かけたり、他のワンちゃんやネコちゃんと遊んだりすることで、感染するリスクがありますので、1年を通して予防しましょう。

特に、「マダニ」は犬にも猫にも人にも感染してしまう伝染病を運んできます。

その伝染病の一つに重症熱性血小板減少症候群「SFTS」があります。「SFTS」というウィルス感染症は発熱や、嘔吐、下痢、頭痛や筋肉痛などの症状を引き起こし、最悪の場合は死に至ることもあります。

マダニに噛まれると必ず発症するわけではないのですが、「SFTSウィルス」を持ったマダニに噛まれると感染してしまいます。

愛媛県内でも実際に確認されており、実際に亡くなられた動物や、人がいます。

https://www.pref.ehime.jp/h25500/sfts/sftsattention.html

(愛媛県HPより)

ワンちゃん・ネコちゃんは、なるべく草むらには入らせないようにしたり、お外から帰った後は体にマダニがついてきていないか、毛をかき分けながらケアしてあげてください。

 

万が一、体にマダニが付着している場合は、一度クリニックまでお問い合わせください。
無理に引きちぎると、マダニの顎の部分が残ってしまうことがあります。

 

マダニの予防薬をしっかりつけて、春のお散歩・お出かけを楽しんでくださいね。

 

クリニックではノミ・ダニ駆除薬を処方しています。滴下タイプのお薬は、液をつけると体全体に広がり、効果も約1ヶ月程度持続します。滴下していれば、もしダニがついても約2日以内には駆除されます。

市販のお薬は虫除け(忌避剤)をメインにしているものが多く、駆除の効果があっても持続期間が短いことがありますので気をつけてお選びください。

 

5月からはフィラリア予防も始まります。

ワンちゃんと生活をされている皆様は、5月中に投薬が開始できるように、検査のご予約をお願いします。

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